激震から10時間後に誕生した娘、母の夢が動き出す。

激震から10時間後に誕生した娘、母の夢が動き出す。

※記事の画像はイメージです

奇跡の命はどのように誕生したのか
1. 能登半島地震後、急造の分娩室で命が誕生。
2. 地震で救急搬送が断られ、病院へ自力で向かう。
3. 出産後、断水で東京に戻るも、ふるさとを思う。

能登半島地震から10時間後、石川県七尾市の恵寿総合病院で山田深都ちゃんが誕生しました。母の優美さんは、地震の影響で救急搬送を断られ、自家用車で病院に向かいました。

病院も混乱していましたが、内視鏡室を急造の分娩室として使用し、無事に出産が行われました。深都ちゃんの誕生は「奇跡の命」として家族に喜ばれましたが、地震の影響で予定していた里帰り出産の計画は崩れ、断水のため東京に戻ることになりました。

優美さんは、ふるさとを離れる寂しさを感じつつも、無事に生まれてきた深都ちゃんに感謝の気持ちを抱いています。また、9月の能登豪雨も重なり、復興が進まないふるさとの様子に心を痛めています。
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