被災者が語る、元日がもたらす心の痛みとは?

被災者が語る、元日がもたらす心の痛みとは?

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震災から1年、心の傷は癒えるのか
1. 能登半島地震から1年、追悼式が開催された。
2. 小林由紀子さんが遺族代表として感謝を述べた。
3. 小林さんは癒えぬ心境を取材で明かした。

能登半島地震から1年が経過し、石川県輪島市の日本航空学園能登空港キャンパスで追悼式が行われました。最大震度7を観測し、500人以上が死亡したこの地震の犠牲者に加え、能登豪雨の犠牲者も追悼されました。

式には遺族や被災自治体関係者、石破茂首相ら計445人が参列しました。遺族代表として小林由紀子さんが言葉を述べ、家屋倒壊で父を失った悲しみを涙ながらに振り返り、地域や全国からの支援に感謝の意を表しました。

式典後、小林さんは取材に応じ、1年経っても癒えない心の痛みを語り、東日本大震災や熊本地震の被災者にも思いを馳せました。彼女は「いつになったらこの気持ちがなくなるのか」と述べ、心の傷が癒えることを願っています。
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