羽田空港の事故、間一髪の脱出劇とは
1. 羽田空港での航空機事故から1年が経過。
2024年1月2日、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が滑走路上で衝突する事故が発生しました。この事故で海上保安庁の航空機の乗員5人が死亡し、機長が重傷を負いましたが、日本航空の乗客乗員379人は全員無事に脱出しました。
当初、脱出は衝突から18分後とされていましたが、国の運輸安全委員会の調査で、実際には約11分後に完了していたことが判明しました。脱出時には機内放送が使えず、機長や客室乗務員が肉声で避難誘導を行いました。
脱出が完了するのとほぼ同時に機体の火災が客室に延焼し始め、間一髪の脱出劇となりました。