付き添い入院の負担軽減策はどのように進むのか
1. こども家庭庁が付き添い入院の補助を開始。
2. 家族の負担軽減を目的に休憩室設置費を補助。
3. 2024年度補正予算に1億9千万円を計上。
こども家庭庁は、乳幼児が入院した際に家族が泊まり込む「付き添い入院」に対し、医療機関に休憩室の設置費や簡易ベッドの購入費を補助することを決定しました。これは、家族が睡眠不足や体調を崩しがちな状況を改善し、負担を軽減することを目的としています。
付き添い入院は、医療機関が看護師不足を背景に家族に要請することが多く、長期にわたる場合もあります。こども家庭庁は2024年度補正予算に1億9千万円を計上し、都道府県を通じて医療機関に補助を行う予定です。
休憩室設置には医療機関1つあたり750万円を上限に、物品購入費には小児病床1床あたり2万円を上限に補助します。