オーストリア首相が辞任を表明、その背景に迫る。

1. オーストリア総選挙で国民党が第1党から陥落。
2. ネハンマー首相が連立交渉決裂で辞任意向。
3. 極右政党を含めた連立交渉や解散総選挙の可能性。

オーストリアで昨年9月に行われた総選挙で、中道右派の「国民党」は第1党から陥落しました。

これにより、ネハンマー首相は極右の「自由党」を除外した連立政権の樹立を目指していましたが、リベラル政党が交渉から離脱したため、連立交渉は決裂しました。

ネハンマー首相は近日中に辞任する意向を示しています。

今後、極右政党を含めた連立交渉が進められるか、あるいは解散総選挙が行われるか、オーストリアの政治状況は混迷を深めています。