日鉄会長、バイデン大統領を呼び捨てに！その真意とは？

1. 日本製鉄はUSスチール買収中止命令に不服で提訴。
2. 橋本会長はバイデン大統領の政治的介入を批判。
3. 裁判で大統領令の違法性を示すことに自信。

日本製鉄は、アメリカのバイデン大統領が出したUSスチール買収計画の中止命令に対し、不服として提訴しました。7日朝に会見した橋本英二会長は、強い口調で提訴に踏み切った理由を説明し、「諦める理由も必要もない」と述べました。

橋本会長は、買収計画がUSスチールやアメリカの鉄鋼業界にとって最適な案であると主張し、命令がバイデン大統領の政治的理由によるものであると指摘しました。アメリカの制度上、大統領による安全保障上の判断の根拠は非公開とされており、裁判での証拠提示が焦点となります。

しかし、橋本会長は「裁判で、大統領令の判断が憲法あるいは法令に明確に違反したものであるということが示されていくと確信している」と述べ、勝訴のチャンスがあると強調しました。