大川原化工機の冤罪事件、真相はどこにあるのか
1. 大川原化工機の冤罪事件で捜査員3人が不起訴に。
2. 社長らの起訴が取り消され、賠償訴訟が進行中。
3. 東京高裁で5月28日に判決予定。
大川原化工機をめぐる冤罪事件で、警視庁公安部の捜査員3人が不起訴となりました。この事件では、同社の社長らが不正輸出の疑いで逮捕されましたが、後に起訴が取り消されています。
社長らは国と都に対して賠償を求める訴訟を起こし、1審の東京地裁は約1億6000万円の支払いを命じました。捜査員が元役員の調書を不正に作成したことが違法と認定されています。
この訴訟は現在控訴中で、東京高裁で5月28日に判決が言い渡される予定です。