世界の原子炉、40年以上稼働が4割!老朽化の影響は?

世界の原子炉、40年以上稼働が4割!老朽化の影響は?

※記事の画像はイメージです

原子炉の長期運転、各国の対応はどうなるのか
1. 2025年に40年超運転の原子炉が世界の4割に達する。
2. 日本では福島事故後、40年ルールが導入され制限。
3. 多くの国は長期運転に依存し、安全対策を実施。

2025年には、世界の原子力発電所の40%が運転開始から40年を超える見通しです。

日本では、福島第一原発事故後に全ての原発が停止し、運転期間の上限を原則40年とする「40年ルール」が導入されました。このため、日本の原発の長期運転は制限されていますが、多くの国では綿密な点検を行いながら安全に長期運転を続けています。

特にアメリカでは、運転中の原子炉の68%が40年を超えており、長期運転に依存する姿勢が見られます。
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