韓国機の事故直前、4分間のレコーダー停止の謎とは?

韓国機の事故直前、4分間のレコーダー停止の謎とは?

※記事の画像はイメージです

ブラックボックスの記録が消えた原因は何か
1. 済州航空事故機のFDRとCVRの記録が4分間保存されず。
2. 事故調査は多角的な資料分析で進行中。
3. FDRデータは米国で抽出・分析中。

韓国の航空鉄道事故調査委員会は、済州航空事故機のフライトデータレコーダー(FDR)とコックピットボイスレコーダー(CVR)の記録が、事故直前の4分間保存されていなかったことを明らかにしました。

FDRは飛行経路や装置の作動状況を記録し、CVRは操縦士や管制官の会話を記録します。事故当日、鳥類との衝突後に機長が救難信号を発した直後から、ローカライザーに衝突するまでの4分間、記録が停止していました。

事故調査は、金浦空港でCVRデータを抽出し、米国でFDRデータの抽出・分析を進めています。事故調査委員会は、さまざまな資料を通じて事故原因の究明に努めています。
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