日韓外相会談で何が話し合われたのか
1. 岩屋外相と趙兌烈外相が会談し、北朝鮮への連携を確認。
2. 日韓、日米韓の安全保障協力を強化する方針を確認。
3. 日韓国交正常化60周年の交流事業準備で一致。
岩屋外相は韓国を訪問し、趙兌烈外相と会談しました。会談では、北朝鮮の核・ミサイル開発に対する緊密な連携を継続することで一致し、日韓、日米韓の安全保障面での協力を強化する方針を確認しました。
日韓外相の対面会談は、韓国の尹錫悦大統領が戒厳令を宣布して以来初めてであり、日本の外相の訪韓は2023年11月以来です。両外相は北朝鮮とロシアの軍事協力などの地域情勢についても議論し、日韓国交正常化60周年に合わせた交流事業の準備を進めることでも一致しました。
日本政府は、韓国の内政の混乱に関係なく、日韓関係の重要性を示し、多国間協調に消極的な米国のトランプ次期大統領の就任を前に、同志国との連携を確認したい考えです。