地すべりで母を失った悲劇、一生分の涙が溢れる瞬間。

地すべりで母を失った悲劇、一生分の涙が溢れる瞬間。

※記事の画像はイメージです

地震で失った家族、医師としての使命とは
1. 兵庫県の地震で地すべりが発生し、多くの犠牲者が出た。
2. 医師の中村順一さんは母と祖母を地すべりで失った。
3. 中村さんは悲しみを抱えながらも医師として命と向き合う。

1995年1月17日、兵庫県淡路島を震源とする大地震が発生し、地すべりによって多くの命が失われました。兵庫県西宮市の仁川百合野町では、地すべりにより13軒の住宅が倒壊し、34人が死亡しました。

医師の中村順一さんは、この地すべりで母と祖母を失いました。地震発生時、大阪市内にいた中村さんは、実家の状況を知らずに病院に向かいましたが、実家に近づくにつれ被害の大きさを実感しました。実家は土砂に埋もれ、母と祖母が犠牲となりました。

中村さんはその悲しみを抱えながらも、医師として命と向き合い続けています。
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