都議会自民党の政治資金不記載問題はなぜ続いたのか
1. 都議会自民党が政治資金収支報告書に不記載。
2. 不記載は20年以上続けられていたと証言。
3. 東京地検特捜部が政治資金規正法違反で捜査中。
東京都議会の自民党会派「都議会自民党」が、政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった問題が浮上しました。この不記載は20年以上続けられてきたと関係者が証言しています。
具体的には、パーティー券販売のノルマを超えた収入が報告書に記載されていなかった疑いがあり、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の疑いで刑事告発しています。不記載の総額はおよそ3000万円とみられ、会計担当者は特捜部の取り調べに対し、不記載を認める説明をしています。
特捜部は会計担当者の略式起訴も視野に捜査を進めており、「都議会自民党」は不記載の経緯を調査し、調査結果を公表する予定です。