日本航空の飲酒問題、報告義務はどうなっているのか
1. 日本航空のパイロットが規定を超える飲酒でフライト遅延。
日本航空の国際線パイロットが乗務前に規定を超える量の酒を飲み、フライトが大幅に遅れた問題が発生しました。
FNNが入手した内部資料によると、日航はこの事案を把握した翌日の役員会で、国交省航空局への報告を対象外とすることを決定し、飲酒量を含めた情報に箝口令を敷く方針を社長を含めた役員が了解していたことが明らかになりました。
問題の機長は社内関係者に謝罪メールを送信しましたが、日航は受け取った全員に削除と口外禁止を求めました。
日航は当初、隠す意図はなかったとし、航空局への義務報告には該当しないと考えていたと説明しています。国交省はさらなる経緯の説明や再発防止策の報告を求めています。