米国がフーシ派を再び外国テロ組織に指定、その背景とは?

米国がフーシ派を再び外国テロ組織に指定、その背景とは?

※記事の画像はイメージです

フーシ派の再指定は国際情勢にどう影響するのか
1. トランプ政権がフーシ派を外国テロ組織に再指定。
2. フーシ派は米海軍や国際海運を攻撃。
3. イエメンの人道支援で外国テロ組織指定は見送り。

トランプ米政権は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派を「外国テロ組織」に再指定しました。これは、フーシ派がパレスチナ自治区ガザでのイスラエル攻撃に反発し、紅海周辺で船舶攻撃を繰り返したことを受けたものです。

ウォルツ大統領補佐官は、フーシ派が米海軍や国際海運、イスラエルを攻撃してきたと批判しています。トランプ氏は政権1期目にフーシ派を「特別指定国際テロリスト」として指定しましたが、バイデン前政権は当初この指定を解除しました。しかし、船舶攻撃を受けて再指定されました。

ただし、イエメンのフーシ派支配地域での人道支援を理由に、外国テロ組織には指定されていません。
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