フジテレビの対応は適切だったのか
1. 中居正広さんのトラブルでフジテレビが臨時取締役会を開催。
2. 港社長の会見手法に批判、スポンサーがCM出稿を差し止め。
3. 第三者委員会を設置し、問題の調査と再発防止策を検討中。
元タレントの中居正広さんが女性とのトラブルを起こし、フジテレビ幹部社員の関与が報じられた問題で、フジテレビは27日に臨時取締役会を開くことを決定しました。港浩一社長ら経営陣の責任や進退について協議される見込みです。
17日には港社長が記者会見を開き、説明の遅れを謝罪しましたが、会見の手法に批判が集まりました。フジテレビはトラブルを6月初旬に把握していたにもかかわらず、スポンサーに説明せず中居さんの番組起用を続けていたことが明らかになり、トヨタ自動車や日本生命保険などがCM出稿を差し止める事態に発展しました。
23日にはフジと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが臨時取締役会を開き、日本弁護士連合会のガイドラインに基づく第三者委員会を設置し、3月末をめどに問題の調査・検証や再発防止の提言をまとめることが決まっています。