在留資格を失った児童の教育はどうなるのか
1. クルド人女子児童が在留資格を失い除籍された。
2. さいたま市教育委員会が謝罪し復学を希望。
3. 支援団体が市の対応を批判し、子どもの権利侵害と指摘。
さいたま市に住むクルド人の小学6年生の女子児童が、在留資格を失ったために公立小学校から除籍されていたことが明らかになりました。さいたま市教育委員会は会見を開き、児童が学校に通えなかったことについて謝罪しました。
文部科学省は在留資格がなくても居住実態があれば学校が児童を受け入れるよう指導していますが、さいたま市教委は国の指導について認識不足だったとし、児童に早期の復学を希望しています。
この児童は日本の学校が楽しく、友達もいるため好きだと話しており、在日クルド人の支援団体は市の対応が国際的に認められた子どもの権利を侵害すると批判しています。