利根町のキノコ工場、なぜ放置されたままなのか
1. 利根町のキノコ工場が4年で放置され廃虚化。
2. 住民が不信感を抱き、町に対応を求める。
3. アスベスト問題で解体が決定される。
茨城県利根町のキノコ工場は、国の補助金を使って約35年前に整備されましたが、わずか4年で使用が停止され、その後放置されて廃虚となりました。住民は町の管理に不信感を抱き、ゴミの清掃を自主的に行うなどの対応をしてきました。
2016年には不審火による火災も発生し、建物の一部が焼けました。2023年には町職員が清掃を始めましたが、アスベストの問題が浮上しました。町は当初、解体工事ではないためアスベスト調査は不要と判断しましたが、住民の不安が高まり、最終的にアスベストが検出されました。
住民は施設の早期除却を求め、町議会に請願を提出し、採択されました。町は解体を決定しましたが、具体的な時期や予算は未定です。住民は早期の全解体を求めています。