京アニ遺族、死刑確定に「当然」との声。心の叫びとは?

京アニ遺族、死刑確定に「当然」との声。心の叫びとは?

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青葉真司被告の控訴取り下げ、遺族の思いは
1. 青葉真司被告が控訴を取り下げ、死刑判決が確定。
2. 遺族は判決確定に対し、娘は帰らないとコメント。
3. 事件は2019年、京都アニメーションで36人が犠牲に。

京都アニメーション放火殺人事件で死刑判決を受けた青葉真司被告が、控訴を取り下げたため、死刑判決が確定しました。

2019年に発生したこの事件では、青葉被告が京都アニメーションの第1スタジオに火をつけ、36人を殺害しました。去年1月、京都地裁は「人命の尊さを全く省みずに、36人の被害者の生命を奪った罪の責任は極めて重い」として、死刑を言い渡しました。

青葉被告側は当初、死刑判決を不服として控訴していましたが、大阪高裁によると、27日付けで控訴を取り下げたとのことです。これにより、一審の死刑判決が確定しました。

事件で娘を亡くした遺族は、「たくさんの人がなくなっているので、死刑判決は当たり前です。ただ、判決が確定しても娘が帰ってくるわけではないので、今さら何も思いません。娘には明日報告しようと思います」と話しています。
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