下水道管の老朽化、陥没事故のリスクは増加するのか
1. 埼玉県八潮市でトラックが陥没事故に遭遇。
2. 下水道管の老朽化が原因で陥没が増加。
3. 下水道管の定期点検が義務化されている。
埼玉県八潮市で県道が陥没し、トラックが転落する事故が発生しました。運転手の救出活動が続けられていますが、現場では新たな陥没も発生し、地中のガス管が破損する恐れがあるため、周辺の約200世帯に避難勧告が出されました。
国土交通省によると、下水道管に起因する道路陥没は2022年度に2607件発生しており、老朽化した下水道管が原因で地盤が沈み込むケースが多いとされています。全国の管路のうち、耐用年数を超えたものは今後増加する見込みで、下水道法の改正により、自治体は腐食の恐れのある下水道管を定期的に点検することが義務付けられています。
国交省は、点検で異常が確認された場合には速やかに対応するよう求めています。