経済産業省の輸出管理制度改正案は何を目指すのか
1. 経済産業省が輸出管理制度の改正案を発表。
2. 先端半導体や量子コンピューター関連21品目を規制追加。
3. デュアルユース技術の管理を強化し、5月末施行予定。
経済産業省は、外為法の輸出管理制度の改正案を発表し、武器やその開発に転用される恐れのある先端半導体関連や量子コンピューター関連の21品目を「リスト規制」に追加しました。これにより、デュアルユース技術の管理を強化します。
新たに規制される品目には、半導体製造装置や量子コンピューター関連の極低温冷凍機などが含まれ、これらは精密誘導兵器や暗号解読機能の強化に利用される恐れがあります。
リスト規制は全地域が対象で、意見公募を経て5月末に施行される予定です。