救出作業はいつ再開されるのか
1. 埼玉県八潮市で県道陥没事故が発生し、救出作業が難航。
2. 下水道管の障害物で水が逆流し、崩落の危険性が増加。
3. 警戒区域が縮小されるも、避難要請が一部地域に出される。
埼玉県八潮市で発生した県道陥没事故は、発生から6日目を迎えました。事故現場では、穴の中で水があふれているのが発見され、トラックの男性運転手の救出作業は中断されたままです。
草加八潮消防局は、重機を入れるスロープ付近で水があふれ、崩落の危険性が高まったため、救出作業を再開できないと説明しています。県は下水道管の下流部分に障害物が詰まり、下水が逆流している可能性を考慮し、ドローンを使って管内部を調査する方針です。
市は、これまで半径200メートルとしていた警戒区域を、ガス漏れによる二次被害の危険が少なくなったとして半径50メートルに縮小しましたが、崩落拡大の恐れがある半径31.5メートルについては避難要請を出しました。
大野元裕知事は、救出や復旧にはさらなる時間がかかる可能性が高いと述べています。