なぜ両親は遺体を隠し続けたのか
1. 神奈川県藤沢市で3人の白骨化遺体が発見された。
2. 両親が死体遺棄の疑いで書類送検された。
3. 生活困窮が犯行の動機とみられている。
神奈川県藤沢市のアパートで、3人の白骨化した遺体が発見される事件が発生しました。警察は、病死した両親を容疑者死亡のまま、死体遺棄の疑いで書類送検しました。
44歳の母親と51歳の父親は、2000年ごろから2020年4月までの間に、胎児もしくは新生児3人の遺体を土の入ったバケツに入れ、押し入れに放置した疑いが持たれています。この事件は、父親が警察に通報したことで発覚しました。
母親は2020年4月に、父親は通報の8日後に病死しています。遺体のうち2人は白骨化し、もう1人も一部が白骨化していましたが、警察の司法解剖では死因を特定できませんでした。
父親は亡くなる直前に、妻からの告白を受け、警察に通報したと供述しています。2人には成人している子どももおり、父親は生活の困窮が犯行の動機であると話していました。