外国人による万引き被害、どう防ぐか
1. 外国人によるドラッグストアでの大量万引きが深刻化。
2. 外国人の万引き被害額は日本人の約7倍。
3. 警察庁が防犯対策の徹底を業界団体に申し入れ。
外国人によるドラッグストアでの大量万引きが深刻化しています。警察庁の分析によれば、2021年から2023年にかけての被害額は、日本人の平均1万774円に対し、外国人は平均7万8936円と大きな差があります。
特に旅行客などの来日外国人による万引きは、1件あたり平均8万8531円と高額です。被害品の多くは医薬品や化粧品で、複数人での犯行が多く見られます。
警察庁は、日本チェーンドラッグストア協会に対し、防犯対策の指針を示し、対策の徹底を呼びかけました。指針には、高額商品を空箱で陳列し、店員の目の届く場所に置くこと、防犯カメラや防犯ゲートの設置、警察への早期通報が含まれています。