日産、経営統合協議を中止へ。今後の戦略に注目!

日産、経営統合協議を中止へ。今後の戦略に注目!

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ホンダと日産の経営統合はなぜ失敗したのか
1. 日産はホンダとの経営統合協議を打ち切る方針を固めた。
2. 日産のリストラ策が不十分でホンダ側が不満を抱いた。
3. 技術面での違いが統合の障害となった。

ホンダと日産の経営統合協議が進められていましたが、日産は協議を打ち切る方針を固めました。昨年12月、ホンダの三部社長は統合が成就しない可能性を示唆していましたが、それが現実となりました。

両社は持ち株会社を設立し、経営統合を目指していましたが、日産は「対等の関係」を強調し、ホンダの子会社化案に反発しました。日産のリストラ策が統合の前提条件でしたが、工場閉鎖などが含まれず、ホンダ側は不満を抱きました。

また、日産の「e-POWER」技術は低速での燃費は良いものの、高速では劣り、北米市場での展開が難しい状況です。一方、ホンダのハイブリッド車は高速走行時の燃費が良く、北米での販売が好調です。技術面での違いが統合の障害となり、日産はホンダとの協議を終了する方向です。
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