ドラゴン柄の裁縫箱、親子の価値観の違いとは
1. ドラゴン柄の裁縫箱が再び注目を集めている。
2. サンワードが2001年にドラゴン柄をデザイン。
3. 親子間でデザインの価値観に違いがある。
「家庭科のドラゴン」は、サンワードが手がけたデザインで、2001年に誕生しました。ドラゴン柄の裁縫箱は、当時の小学生にとって憧れの的であり、累計100万箱以上を売り上げるヒット商品となりました。
最近では、人気アイドルグループ「SnowMan」のラウールさんがテレビ番組で紹介したことで再び注目を集め、完売するほどの人気を博しています。
このドラゴン柄のデザインは、もともとファンシーなデザインに強みを持つサンワードが、新学社との打ち合わせを通じて生まれました。力強く一風変わったデザインが小学生の感性に刺さり、他社もドラゴンをデザインした教材に参入するなど、一大ブームを巻き起こしました。
しかし、親子間での価値観の違いも浮き彫りになっています。小学生にとってはスタイリッシュで憧れの的である一方、保護者の中には無難なデザインを求める声もあります。
SNS上では、親子の意見の対立が冗談交じりに語られることもあり、デザインを手がける企業もこの価値観の違いを認識しています。