資生堂、驚きの108億円赤字!その背景とは?

資生堂、驚きの108億円赤字!その背景とは?

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資生堂は中国市場の逆風をどう乗り越えるのか
1. 資生堂が4期ぶりに最終赤字を記録。
2. 中国市場の消費減速が影響。
3. 25年には黒字転換を予想。

資生堂は2024年12月期の連結決算で、最終利益が108億円の赤字となり、4期ぶりの赤字を記録しました。主な要因は、中国市場での消費減速と現地メーカーの台頭による価格競争の激化です。

また、2021年に売却したブランドの対価が一部回収できない恐れがあり、128億円の引当金を計上しました。藤原憲太郎社長は、業績回復に向けた厳しい決断を行い、成長が収益につながる構造を構築する意向を示しました。

2025年12月期の連結業績予想では、売上高が0.4%増の9950億円、営業利益が78.2%増の135億円、最終利益が60億円の黒字に転換するとしています。
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