厚労相が長期治療の負担軽減を検討、新たな方針に注目。

厚労相が長期治療の負担軽減を検討、新たな方針に注目。

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高額療養費制度の負担引き上げ、患者の声は届くのか
1. 福岡厚労相が高額療養費制度の利用者負担引き上げを一部修正。
2. がん患者団体は引き上げ凍結を求め、隔たりは埋まらず。
3. 福岡氏は患者の声を聞き、見直しを考えると述べた。

福岡資麿厚生労働相は、高額療養費制度の利用者負担引き上げについて、がん患者団体と面会し、一部修正する意向を示しました。長期治療が必要な患者の負担を緩和する方向で見直す方針です。

しかし、患者団体は引き上げ幅が大きく、患者や家族に過重な負担を強いる可能性があるとして、引き上げ凍結を求めました。福岡氏は患者の声を聞き、見直しの在り方を考えると述べましたが、隔たりは埋まらず、厚労省はさらに具体策を詰める必要があります。

天野慎介理事長らは、医療保険財政の安定を目的とする政府方針に対し、高額療養費の引き上げは最後の手段として検討すべきだと訴えました。
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