ホンダと日産の提携破談、その舞台裏で何が起きたのか?社員の声を探る。

ホンダと日産の提携破談、その舞台裏で何が起きたのか?社員の声を探る。

※記事の画像はイメージです

ホンダと日産の経営統合撤回、次の一手は
1. ホンダと日産の経営統合が撤回された。
2. 統合撤回の背景にはホンダ幹部の反対と日産の業績悪化がある。
3. 日産はホンハイ精密工業との提携を模索中。

ホンダと日産自動車は、昨年末から進めていた経営統合の検討を撤回することを決定しました。統合が実現すれば、両社は世界3位の自動車グループとなる見通しでしたが、ホンダの幹部の反対や株価の下落、日産の業績悪化が背景にありました。

特に、日産のリストラ案の進ちょくが遅れていることがホンダ側の不信感を招き、ホンダが日産を子会社化する案を提示したことが決定打となり、日産内部から強い反対が出たため、統合は破談となりました。

日産は今後、台湾のホンハイ精密工業との提携を模索していますが、外資系との提携には技術流出の懸念があり、政府関係者も抵抗感を示しています。日産はホンダとの提携撤回後、どのように業績を改善するのかが注目されています。
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