日本経済の成長は続くのか
1. 日本のGDPは4年連続でプラス成長。0.1%増加。
2. 個人消費はマイナス0.1%で、節約意識が影響。
3. 食品の値上がりでエンゲル係数が43年ぶり高水準。
日本のGDPは昨年0.1%のプラス成長を記録し、4年連続でプラスとなりました。しかし、個人消費はマイナス0.1%と、コロナ禍以来初めてマイナスに転じました。これは、食品の値上がりが続く中で、消費者の節約意識が強まっているためです。
エンゲル係数も28.3%と1981年以来の高水準に達しています。賃金の上昇が期待される一方で、物価の高止まりが実質賃金の増加を抑制しています。
今後、賃金が物価上昇を上回る好循環が必要ですが、実現には時間がかかりそうです。