福岡県は台湾有事に備え、どのように避難者を受け入れるのか
1. 福岡県は先島諸島から4万7000人を受け入れる計画を公表。
2. 石垣島と宮古島からの避難者を福岡市や北九州市などで受け入れ。
3. 宿泊施設での受け入れ費用について国に対応を求める予定。
福岡県は、台湾有事を想定し、沖縄の先島諸島から約4万7000人の住民を受け入れる計画を発表しました。国は、先島諸島から九州・山口の8県に約12万人を避難させる計画を立てており、福岡県には石垣島と宮古島からの避難者を受け入れるよう求めています。
福岡市には石垣島から2万7014人、北九州市など6市には宮古島市から計2万383人を受け入れる予定です。避難者は福岡空港や鹿児島空港を経由し、貸切バスや鉄道で避難先に移動します。
初めの1カ月間はホテルや旅館で受け入れ、その後は公営住宅や賃貸住宅に移る計画です。宿泊施設での受け入れ費用については、国に対応を求める予定です。国は3月末に九州・山口の初期計画を公表する予定です。