米露外相が侵攻終結に向けた重要な協議を開始!その行方は?

米露外相が侵攻終結に向けた重要な協議を開始!その行方は?

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米ロ外相会談、ウクライナ抜きで進展するのか
1. 米ロ外相がリヤドで初の公式会談を実施。
2. ウクライナ不参加で交渉進展に懸念。
3. 首脳会談の可能性は低いとロシア側が発言。

2025年2月18日、サウジアラビアのリヤドで、米国のルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相が会談を行いました。これは、2022年2月のウクライナ侵攻開始以来、初めての米ロ外相の対面での公式会談です。この会談は、冷え切った米ロ関係の劇的な転換を示し、両国の高官も同席して侵攻をめぐる交渉が本格化することを期待されています。

しかし、ウクライナが不参加であるため、一方の当事者抜きで交渉が進むことへの懸念もあります。会談には、米国からウォルツ大統領補佐官とウィトコフ中東担当特使、ロシアからはウシャコフ大統領補佐官が参加しました。

ウシャコフ氏は、協議後にロシア国営テレビの取材で、双方の立場が「近づいているとは言い難い」が、その姿勢は評価できると述べました。しかし、今月中の首脳会談の開催にはさらに協議が必要であり、「可能性は低い」との見解を示しました。
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