衆院予算委の聴取延期、与野党の調整はどうなる
1. 衆院予算委が与野党協議不調で開会できず。
2. 松本氏の聴取は非公開で合意も延期に。
3. 質問内容制限に野党が反発し、調整難航。
2025年2月19日、衆院予算委員会は自民党派閥の裏金事件に関する松本淳一郎氏の聴取を巡り、与野党の協議が折り合わず、予定通りに開会できませんでした。
松本氏の聴取は20日に非公開で行うことが合意されていましたが、松本氏側からの要望で、聴取の時間や場所を報道機関に非公開とすることや、質問内容を制限することが求められました。これに対し、野党側は受け入れを拒否し、安住淳予算委員長は理事会を休憩させ、自民側に調整を指示しました。
結果として、理事会は再開されず、集中審議も開かれない状態が続きました。自民の坂本哲志、立憲の笠浩史両国会対策委員長が会談し、20日の聴取は難しいとの認識が共有され、日程の延期が決定されました。
安住氏は、議決で決めたことに対し、質問内容や公表の可否に口を出すことは看過できないと述べました。