公益通報の裏側で何が?解雇のリスクとその実態に迫る。

公益通報の裏側で何が?解雇のリスクとその実態に迫る。

※記事の画像はイメージです

公益通報者は本当に守られているのか
1. 兵庫県知事のパワハラ疑惑で公益通報が注目。
2. 大阪で公益通報後の不当処分を巡る裁判が進行中。
3. 公益通報者保護法があるが、トラブルが絶えない。

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑をきっかけに、公益通報が注目されています。公益通報者保護法があるにもかかわらず、通報者が不当な処分を受けるケースが全国で発生しています。

大阪府内の障がい者施設で働いていた3人の看護師は、施設内での虐待行為を通報した後、不当な処分を受けたと訴えています。彼らは、施設職員が利用者に対して不適切な行為を行っているのを目撃し、自治体に通報しましたが、その後、職を奪われるなどの処分を受けました。

自治体の調査では虐待が認定され、施設側も非を認めたとされていますが、通報者の保護が十分でない現状が浮き彫りになっています。
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