侵攻3年、ヒト・モノ・カネが総動員される現状とは？

1. ロシアのウクライナ侵略は3年目に突入。
2. 両国の死傷者数は100万人超。
3. ウクライナ支配域は縮小中。

ロシアによるウクライナ侵略は3年目を迎え、戦闘は長期化し、両国の消耗戦となっています。昨年末時点で両国の死傷者数は100万人を超え、ウクライナの支配域は縮小しています。

ロシアはウクライナ東部で優勢を拡大し、ウクライナは一時的に占領地域を広げましたが、ロシア軍の反攻で後退しました。両国の損害は戦車4千台以上、ドローン1千機超に及び、継戦には大量の物資が必要です。

ロシアの軍事支出は増加し、ウクライナへの欧米や日本からの支援も膨らんでいます。支援総額は2670億ユーロに達し、米国が最大の支援国です。