新発見の小惑星、地球への衝突リスクはほぼゼロ！

1. 小惑星2024YR4の地球衝突確率はほぼゼロ。
2. NASAとESAの推計で衝突確率は極めて低い。
3. トリノスケール評価は0で、今後100年は安全。

昨年12月に発見された小惑星「2024 YR4」は、当初は2032年に地球に衝突する可能性があるとされていましたが、NASAとESAの最新の推計によれば、その可能性はほぼゼロになりました。

具体的には、NASAの推計で0.0017％、ESAの推計で0.002％とされ、99.9983％の確率で地球には衝突せずに通過します。月に衝突する可能性は1.7％とされていますが、地球が危険にさらされることはありません。

2024 YR4は直径40～90メートルと推定され、もし地球に衝突した場合は壊滅的な被害が予想されました。しかし、NASAジェット推進研究所の精密な軌道計算により、今後100年間は地球に衝突する可能性がほとんどないことが確認されました。

トリノスケールの評価も「0」となり、当初の評価「3」から大幅に改善されました。