兵庫県の副知事人事はなぜ難航しているのか
1. 兵庫県の副知事人事が難航し、空席が続いている。
2. 斎藤知事は適任者が見つかり次第任命すると述べた。
3. 内部登用を求める声があるが、候補者は固辞している。
兵庫県の副知事人事が難航しており、約7カ月間空席が続いています。斎藤元彦知事は2人体制に戻すと明言していましたが、適任者が見つからず、県議会での質問に対しても同様の回答を繰り返しています。
県の条例では副知事は2人と定められていますが、片山安孝氏が昨年7月に辞職して以来、服部洋平氏の1人体制が続いています。服部氏は技術職出身で、議会対策や知事選期間中の職務代理者としての負担が増しています。
庁内や県議会からは内部登用を求める声があるものの、候補者は固辞している状況です。知事の公選法違反疑惑や告発文書問題の行方が不透明で、状況が不安定なため、火中の栗を拾おうとする人がいないとされています。