自公が160万円の「壁」案を国会に提出、その狙いとは？

1. 自民・公明が年収103万円の壁を160万円に引き上げる案を提出。
2. 国民民主党は修正案に賛同せず、予算案協議を打ち切り。
3. 年収850万円を上限に控除を4段階で上乗せ、減税を実施。

自民党と公明党は、所得税がかかる年収の壁を103万円から160万円に引き上げる修正案を国会に提出する方針を固めました。この修正案は、年収850万円を上限に控除を4段階で上乗せし、1人あたり年2万円前後の減税を実施する内容です。

しかし、国民民主党はこの修正案に賛同せず、2025年度予算案の協議を打ち切りました。国民民主党は年収制限の撤廃を主張しており、予算案への賛成は難しいとしています。