自民党の裏金事件、真相はどこにあるのか
1. 自民党安倍派の松本氏が裏金事件で聴取を受けた。
2. 松本氏は幹部の名前を明かさず、再開を求められたと証言。
3. 幹部会議での証言と他幹部の説明に食い違いがある。
自民党安倍派の会計責任者であった松本淳一郎氏が、裏金事件に関する聴取を受けました。松本氏は、2022年7月にある幹部からパーティー収入の還流再開を求められたと証言しましたが、幹部の名前は明かしませんでした。
8月の幹部会議で還流継続が決まったとする松本氏の証言に対し、他の幹部は会議で結論が出なかったと説明しており、証言に食い違いがあります。松本氏は、再開の流れに異を唱える人はいなかったと述べ、幹部らの発言に疑問を呈しました。
東京地裁は松本氏の権限に限界があったと認定し、意思決定の過程が焦点となっています。