EUが125兆円規模の「再軍備計画」を発表、その狙いとは？

1. EUはロシアの脅威に対抗するため再軍備計画を表明。
2. 計画は8000億ユーロ規模で、防衛費を捻出。
3. EU加盟国の共同調達を促す融資制度を提案。

欧州連合（EU）のフォンデアライエン欧州委員長は、ロシアのウクライナ侵攻に対抗するため、8000億ユーロ規模の再軍備計画を発表しました。

この計画は、EU加盟国による防空システムやミサイル、ドローンの共同調達を促進するための融資制度を含んでいます。

トランプ米政権が欧州の安全保障への関与に消極的な中、EUは特別首脳会議を開き、計画の詳細を議論する予定です。

フォンデアライエン氏は、財政規律の緩和やEU予算の活用を通じて、安全で強靱な欧州を目指すと述べました。