高額療養費制度の見直しはどう進むのか
1. 石破首相は山林火災を激甚災害に指定検討。
2. 高額療養費制度の見直しを進める。
3. がん患者との面会に前向きな姿勢を示す。
参院予算委員会で石破首相は、岩手県大船渡市の山林火災について激甚災害の指定を検討していると述べました。激甚災害に指定されると、自治体の復旧事業に対する国の補助率が引き上げられ、自治体の金銭負担が軽減されます。
また、医療費が高額になった場合に患者の負担を抑える「高額療養費制度」の見直しについても言及し、制度の持続可能性と受診抑制の両立を図る意向を示しました。政府は負担上限額の引き上げを予定通り実施し、来年8月以降の対応を今年秋までに再検討する方針です。
さらに、がん患者との面会についても前向きな姿勢を示し、日程調整を行う意向を示しました。これらの発言は、立憲民主党の田名部匡代・参院幹事長の質問に対する答弁として行われました。