山林火災、自然の力で鎮火を願う「恵みの雨」待望。

山林火災、自然の力で鎮火を願う「恵みの雨」待望。

※記事の画像はイメージです

大船渡市の山林火災、降水で鎮火の期待は高まるか
1. 大船渡市の山林火災は1週間で2900ヘクタールに拡大。
2. 初の本格的な降水で鎮火への期待が高まる。
3. 4111人が避難中で、市の人口の13%に相当。

岩手県大船渡市で発生した山林火災は、発生から1週間で焼失面積が約2900ヘクタールに拡大し、市の面積の9%に達しました。5日には火災発生後初めて本格的な降水があり、避難中の住民からは早期の鎮火に期待する声が上がっています。

盛岡地方気象台によると、同市では5日午前4時頃から雨や雪が降り始め、16日ぶりに0.5ミリ以上の降水量が確認されました。市は1896世帯4596人に避難指示を出し、現在4111人が避難中です。

県は5日にヘリコプター19機での活動を予定しており、天候を確認した上で自衛隊の大型ヘリや各県の防災ヘリが散水を行い、地上では消防が放水を行っています。
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