米国が関税の「1カ月猶予」対象を拡大、経済に新たな動きが!

米国が関税の「1カ月猶予」対象を拡大、経済に新たな動きが!

※記事の画像はイメージです

トランプ政権の関税方針はどこへ向かうのか
1. トランプ政権の関税方針が二転三転している。
2. メキシコとカナダの輸入品の一部が関税対象外に。
3. 例外措置が2日連続で発表され、混乱が続く。

アメリカのトランプ政権は、メキシコとカナダに課した25%の関税について、方針を変更しました。貿易協定「USMCA」に適合した輸入品は、4月2日まで関税の対象外とすることを決定しました。

この決定により、メキシコからの輸入品の50%、カナダからの輸入品の38%が関税の対象外になると推定されています。

トランプ政権は、4日にカナダとメキシコへの関税を発動しましたが、翌日には自動車への課税を1か月間猶予すると発表しました。これにより、2日連続で例外措置が発表され、方針が二転三転している状況です。
コピー