高額療養費制度の見直し、政府はどう対応するのか
1. 高額療養費制度の負担上限額引き上げを再検討。
2. 政府方針に与党内から反発が出ている。
3. 石破首相が患者団体と面会予定。
高額療養費制度の負担上限額引き上げをめぐり、政府と与党内で混乱が生じています。政府は8月に引き上げる方針を決定しましたが、与党内からの反発を受けて再検討に入りました。
特に、参議院議員を中心に「8月の引き上げは見送るべき」との声が高まっています。これにより、政府は凍結も含めた再検討を開始しましたが、予算案の再修正が必要になる可能性があり、与党幹部からは「このタイミングでの見直しはおかしい」との反発もあります。
石破首相は患者団体と面会し、患者の声を直接聞いた上で今後の方針を決める考えですが、政府方針が二転三転していることにより、混乱が広がっています。