中国がカナダ産農産物に報復関税を課す、その背景とは?

中国がカナダ産農産物に報復関税を課す、その背景とは?

※記事の画像はイメージです

中国とカナダの関税対立はどこへ向かうのか
1. 中国はカナダの農産物に関税をかけると発表。
2. カナダの対中関税に対する報復措置とみられる。
3. 中国はカナダの関税をWTO違反と批判。

中国はカナダの農産物や食品に関税をかけると発表しました。これは、カナダが中国の電気自動車や鉄鋼・アルミニウム製品に輸入関税を適用したことへの報復とされています。

具体的には、カナダ産の菜種油、油かす、エンドウ豆に対して100%の関税を、また水産物と豚肉に対して25%の関税を適用する予定です。

カナダは昨年、中国から輸入する電気自動車に100%の関税を課すと発表し、中国製の鉄鋼とアルミニウムにも25%の関税を課す方針を示していました。

中国商務省は、カナダの対中関税が世界貿易機関(WTO)のルールに違反し、保護主義的であると批判しています。
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