被災地をさまよう犬猫たちを救う、心温まる保護活動の物語。

被災地をさまよう犬猫たちを救う、心温まる保護活動の物語。

※記事の画像はイメージです

福島のペットたちはどうなったのか
1. 福島原発事故で多くのペットが置き去りにされた。
2. 赤間徹さんは1千匹以上の動物を保護し里親に譲渡。
3. ペットも家族として一緒に避難すべきと教訓を語る。

2011年3月、福島県の東京電力福島第一原子力発電所で原発事故が発生し、多くの住民が避難を余儀なくされました。その際、多くのペットが置き去りにされ、浪江町の赤間徹さんはその光景を忘れられず、罪悪感を抱きました。

赤間さんは、原発事故の被災地に取り残された犬や猫1千匹以上を保護し、新たな里親に譲り渡す活動を続けています。彼は「ペットも家族、一緒に避難してほしい」との教訓を語り、全国の災害に思いを馳せています。

浪江町では避難指示が解除され、再開発が進んでいますが、かつては“動物天国”と揶揄されるほど多くの動物が町にあふれていました。赤間さんは、原発で働く者としての責任を感じ、ペットたちを置き去りにしたことへの罪悪感を抱き続けています。
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