震災から14年、復興はどこまで進んだのか
1. 東日本大震災から14年が経過。避難者は2万7615人。
2. 福島県では避難指示が続き、帰還を諦める住民も。
3. 震災関連死は3808人。追悼式典が各地で開催。
東日本大震災は、発生から14年を迎えました。震災による避難者は全国で2万7615人に上り、特に福島県では東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示が続いています。故郷への帰還を諦める住民もおり、国の基本方針に基づく「第2期復興・創生期間」は2025年度が最終年度となりますが、実情に応じた継続的な支援が求められています。
震災ではマグニチュード9.0、最大震度7を記録し、死者は1万5900人、行方不明者は2520人に上ります。震災後の傷病悪化などによる「災害関連死」は昨年12月末現在で3808人となっています。
11日には岩手、宮城、福島各県で自治体主催の追悼式典が開かれ、地震発生時刻の午後2時46分に関係者が黙とうします。石破茂首相は福島県主催の追悼式に出席する予定です。