新型出生前診断は全染色体を対象にするべきか
1. 新型出生前診断で全染色体を対象に研究計画。
2. 認証施設での検査は13,18,21番染色体に限定。
3. 全染色体検査の精度と病気関連を明らかにする。
日本医学会が認証する14施設の研究チームが、新型出生前診断(NIPT)で全染色体を対象にした臨床研究計画をまとめました。
現在の検査は特定の染色体に限られていますが、全染色体を対象にすることで、染色体の数や欠失、重複を調べ、検査の精度を保ちながら病気との関連を明らかにすることを目指しています。
対象はエコー検査で病気が疑われた妊婦などで、2025年度にも研究を開始予定です。研究は日本産科婦人科学会などの意見を受けて変更される可能性があります。