米国がロシアとの停戦協議を目指し、サウジで動き出す。

米国がロシアとの停戦協議を目指し、サウジで動き出す。

※記事の画像はイメージです

ウクライナとロシアの停戦協議は進展するのか
1. ゼレンスキー大統領とルビオ米国務長官が停戦協議のためサウジアラビア入り。
2. ウクライナ側は空と海での停戦案を提案し、ルビオ氏は部分停戦案に望みを示唆。
3. 米国はウクライナへの軍事援助を停止し、ロシアとの交渉を促す圧力をかけている。

ウクライナのゼレンスキー大統領と米国のルビオ国務長官は、ウクライナとロシアの停戦に向けた協議を行うため、サウジアラビアを訪問しました。ウクライナ側は、空と海での停戦案を提案し、これは開始と監視が容易な選択肢であるとしています。

一方、ルビオ氏は部分停戦案について、紛争を終結させるためには必要な譲歩の一つであると述べ、双方が譲歩しない限り停戦も終戦も実現しないと指摘しました。また、ウクライナの戦闘に支障をきたす恐れのある軍事援助の停止についても解決したいと語りました。

ゼレンスキー氏は先月の訪米時にトランプ大統領と口論となり、ウクライナの鉱物資源に関する取引に署名せず帰国しました。米国はその後、ウクライナへの軍事援助や情報共有を停止し、ロシアとの交渉を促す圧力をかけています。
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