JA全農、備蓄米を利益なしで販売!その背景とは?

JA全農、備蓄米を利益なしで販売!その背景とは?

※記事の画像はイメージです

全農の備蓄米販売方針は消費者にどう影響するのか
1. 全農は備蓄米販売で利益を稼がない方針を発表。
2. 備蓄米かどうか判別できない形で再販売を要請。
3. 流通の透明化を求める消費者から反発の可能性。

全国農業協同組合連合会(全農)は、政府から落札した備蓄米の販売で利益を稼がない方針を示しました。卸売業者などに対しては、備蓄米かどうか判別できない形で再販売するよう要請しています。これは「混乱を避けるため」とのことですが、流通の透明化を求める消費者から反発を招く可能性があります。

全農は農林水産省の入札に参加し、備蓄米を落札しました。販売にあたっては、落札金額に運賃や保管料、金利、事務経費など必要経費のみを加える方針です。落札量や平均価格は非公表とされています。

全農は18日から備蓄米の引き取りを開始し、早ければ3月末ごろにスーパーの店頭に並ぶ見通しですが、米袋に備蓄米かどうかを表示しないよう求めています。
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