浜岡原発2号機の解体がついに始動、その背景とは?

浜岡原発2号機の解体がついに始動、その背景とは?

※記事の画像はイメージです

浜岡原発の解体作業はどのように進むのか
1. 浜岡原発2号機で原子炉の解体作業が開始。
2. 廃炉作業は高度な技術が必要。
3. 国内商業炉で初の解体作業。

中部電力浜岡原発2号機で、原子炉の解体作業が始まりました。これは国内の商業炉では初めての試みで、「大廃炉時代」の幕開けを象徴しています。

浜岡原発1、2号機は沸騰水型炉で、1号機は1976年、2号機は1978年に運転を開始しました。しかし、2006年の耐震指針改定後、耐震補強にかかる費用が大きいため、2008年に廃炉が決定されました。

これまでに使用済み核燃料の搬出や設備の除染が行われ、タービンや発電機の解体も進められています。今後の原子炉解体は、放射線量が高いため専用ロボットによる遠隔操作が必要で、高度な技術が求められます。
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